シュタルク 効果。 シュタルク効果によるエネルギーのずれ(2s,2p状態)

以上は、電場の一次のみを考慮したときのものである。

行列の 成分は のように計算できる。

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における波動関数のパリティ と の値を整理しておく。

電場を加えることでエネルギーが上下することを定性的に考えてみると、電場はもともと電子にとって坂道みたいなものなので、坂道の下に行ける電子状態と上に行く電子状態が生まれるということかな。

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この状態は の4重に縮退している 図の左。

「」 に示したように、 である。

行列を具体的に書いておく。

したがって、 と は同じパリティであるが、 と は異なるパリティである。

もともと9重縮退だった第2励起状態のうち7つが電場の大きさに比例して、上下に別れていくのがわかるね。

固有値からエネルギーのずれを計算 固有値・固有関数の計算 以上の結果をまとめて、 を を基底とした行列で表すと のようになり、対称性よりほとんどの要素がゼロになる。

一方で、行列の右下ブロックについては縮退は解けない(エネルギーのずれ である)。